メンター通信 第38号
発行日2007.2.25
ショップサイトを九八〇〇円でリニューアル
今年はホームページを刷新するぞ!
と意気込んで、はじめたのが今年の初めです。
構想もなく、正月元旦からコツコツと作り始めました。
戦略社長塾の内容、これまで支援させて頂いた内容、教材の販売などを必要事項を書き出して、始めたのでした。
ホームページのリニューアルは、昨年から考えていたのですが、中々手が付かず、ようやく始めることができました。
その原因は、どう使えば効果的なのか良く分からないからです。
目的もイマイチはっきりしません。
こんな状態で、ああでもないこうでもないと始めると最悪です。
デザインにこだわり始めたのです。
そして遂に、自分の写真を加工し始めました。
写真を加工するというのは作業はそれほど難しくないのですが、手間隙(ひま)が掛かります。
たとえば、自分の写真を何かの写真の上に重ね合わせるとします。
そうすると自分の写真の周りの風景を消さなければなりません。
コンピューターソフトである程度は、切り取ってくれるのですが細かいところは、拡大して一つ一つ消していく必要があります。
そんな具合で、初日できた画像はたった3個でした。
時間は掛かったのですが我ながら、いい仕事をしたなんて思っていました。
ところが翌日見て「なんじゃこれは?」
選挙のポスターみたいになってしまったじゃありませんか。
まあ、恥ずかしい。
挙句の果てに、3日目に作成したトップページを誤って消してしまいました。
そこで初めて私は気づきました。
戦略なきところに、戦術なし。
目的も何もなく、焦って作った結果がこうです。
そこで今回の目的をはっきりするために、現在のどのページを見に来てくれているのかを調査することにしました。
こういうのをアクセスログといいます。
そうすると以外にも、ショップのページが多かったのです。
しかし今までにショップページから購入をされた方はほとんどありません。
そこでまず、このページをもう少し買い物をしやすくすることを考えました。
とはいえ、私はプロではありません。
このショッピングサイトをどうやって、きれいに作ったらよいのかさっぱり分かりませんでした。
お金も掛けられない私は、腹を括って、今使っているホームページNinja +ネットショップを研究することにしました。
素人向けのソフトでしかも少し癖がありますので、ホームページを作成しているプロからするとダメ出しされるかもしれません。
しかしテストマーケティングするのには十分だと思います。
教材の説明などは、ランチェスター経営さんの内容を利用させて頂き、コツコツと作成していきました。
リニューアルしたショッピングサイト。
http://www.lanchest.jp/か、http://www.i-mentor,jp/のトップページからお入り下さい。
?
その結果、まあまあ満足できるものが出来たのです。
このソフトたった9,800円です。
ちゃんと買い物かごもありますし、購入もできます。
商品の入れ替えも、データを登録するような感覚で出来ます。
在庫管理など複雑なことをしない限りOKです。
売れるかどうか、分からないのに辺り構わず何百万円も掛けて店舗を建てる人はいませんよね。まずはテストマーケティングをしてはいかがでしょうか。
私は同じ轍を踏まないために、リニューアルの構想と優先順位を書くことにしました。
その手順に従って、時間を作ってまたコツコツと作業をしていきます。
お楽しみに
ご縁に感謝できていますか?
私が三重県中小企業家同友会に入会したばかりの頃です。
前知事の北川さんの講演があったときだったと思います。
2次会に参加しようかしまいか。迷っていたときです。
何を迷っていたかと言いますと
その2次会のメンバーと言うのが
宮崎本店の宮崎社長(代表理事)、旭電気の前田社長(副代表理事)、橋本電子の橋本社長(副代表理事で、学校の先輩)
状況が分かります?
いくら私が厚かましいとはいえ、流石に行こうか帰ろうか。
迷うのも、うなずけるでしょ。
そのとき、たまたま隣にみえた平松産業の平松社長に
「俺なんか、行ってもええんやろか」
平松さんが「ええんと違う」
この一言で、後押しされて、私はそのそうそうたるメンバーの中に入れてもらいました。
今でも忘れません。
「稲庭うどん」のことを「イナバうどん」と言って
「お前アホか、何にもしらんのやのぉ」
と前田副代表理事に褒められたことを。(笑)
前田社長とは、それまでに何度か例会の席が偶然一緒になり、可愛がっていてもらっていたのですが、それでも、そのときはその場に居るというだけで、ほとんど話の中には、入っていけず。でした。
このきっかけを与えて頂いた平松さんの一言には、今でも感謝しています。
ちょうど独立をして直ぐのときです。
その平松産業の平松社長が、北勢地域の支部長を務めることになり、そのときの
「副支部長をやってくれんか。」
という連絡がありました。
私は、考えたのです。
そういう役職を務めるということは、
経営者と話が出来る機会が増える。
商売に繋がるかもしれない。
などと安易に、自分本位で、しかも打算で判断しました。人間というのは勝手なものです。
その気持ちを見透かしたように
平松さんから「同友会の役員をやっているものが、業績が悪かったら、話にならんわな。
まして、会社を潰すなんて・・・・・」
当時の私は立ち上げて右も左も分からない状態で、利益どころか、自分の給与すら出せない状態です。
案の定、その年の8月ぐらいまでは、ランチェスター戦略関連の売り上げは、ほとんどありませんでした。
その間は、以前からお世話になっていたインテグラルの谷井社長から、仕事を頂いて食いつないでいたのです。
「このままじゃぁ。どう考えても一年持たん。」
焦りも出てきました。
そんなときに、立ち寄ったのが四日市商工会議所です。
このきっかけを作っていただいたのが、ニュースレターの4号でも紹介しましたリフォックスの国安院社長の10周年パーティーです。
このときに伊藤鰹節店の川村さんに、商工会議所の田中さんを紹介されたのです。
その田中さんに会いに行った帰りです。
産業支援センターの水谷さんが出張にこられていると伺っておりましたので、覗いてみました。
そこで話していて、「ピーンと来ました」
専門家派遣事業を薦めてみよう。
私は以前から、支援センターの専門家として登録をしています。
最初は、ITアドバイザーとしての登録でしたが、これを機会に経営戦略の部門として、登録をしたのです。
そこで当時勉強会に参加されていたカワキタエクスプレスの川北社長に、お声がけをしてみました。
そうしたら、「いいよ。会社に来て」次に、モリの中村社長からも、申し込みを頂きました。少しずつですが話をする場を与えてもらえるようになったのです。
しかしながら資金はそろそろ底を付き始めました。
両親からも、支援を貰ったにも拘らず、一期目の決算を待たずに、このままでは、資金ショートすることが判明しました。
そして借り入れが出来たのはその年の年末のことでした。
それから少しずつですが、企業に呼んでいただき、研修をするようになりました。
お陰様で、両親への借り入れも返して、未払いの給与も貰えました。
借り入れを、滞ることなく返し続けることが出来ています。
振り返ってみるとなんと多くの方に、助けられ、アドバイスを貰い、チャンスを与えて頂いたことか。
ところが人間というのは、恐ろしいもので、こういう気持ちを忘れてしまうのです。
事実、来年度も同友会の役をして欲しいと依頼されましたが、もういい加減いいかなぁ。なんて考えてしまいました。
また、紹介頂いた方に、ちゃんと連絡を入れたのだろうか。と不安になるときがあります。
私はランチェスター経営竹田陽一先生から
「感謝は、感じたことを、言葉で射ることだ」
言葉で射るとは、直ぐに伝えることだと教えてもらいました。
その場、その場で葉書を書き、紹介を頂いたらその人にも葉書を書くようにしていますが、でもどこかで忘れてしまっていることがあります。
この紙面を通じて、感謝の気持ちが伝わればと思っています。
この文章を書こうと思ったのは実は、2月1日に49回目の誕生日を迎えることができたからです。
良くここまで無事でこれたなぁ〜。と思ったからです。
まずは大した病気もせず、ここまでこれた体を授けてもらった両親に感謝です。
そして、どうにか業を営増させて頂いている皆さんに感謝しております。
ご縁を頂いたことに、感謝をし続けるというのは本当に難しいことですが、これからも修行を積んで生きたいと思います。
社長の実力がチェックできます
昨年末、桑名の石川会計事務所の石川先生から電話が入りました。
「岩崎さん、あんた3月7日、空いとらん」
その電話の内容は、先生が3月7日に同友会桑名支部で、話をする予定になっているのだそうです。
しかしその時期は仕事が忙しく対応ができない。
そこで、ピンチヒッターで、出てもらえないかということでした。
私は、その日予定もなく断る理由もありませんでしたので、二つ返事でお請け致しました。
しばらくしてから、幹事のサンビシ岡田さんからFAXがあり、業績の良い会社とはどんな会社なのかがテーマだったのです。
しばらく時間を貰って、考えました。
やはりその会社の社長が、自分の役割をしっかり果たしていることだと思います。
そこで、社長の役割、社長の仕事を明確に話したいと考えました。
その中でも、よきリーダーは、目標設定の仕方が大変上手です。
事を成すには、その手順があります。
どんなことがあっても、自分の会社を良くするという熱意と願望。
次に、正しい目的と正しい目標を設定すること。
特に正しい目的を全社に知らしめるのは、最近特に重要なことではないかと思います。
雪印、ライブドア、不二家、パロマなどなど中小企業が間違ったら、会社は3ヶ月も持たずにお客さんがいなくなって潰れます。
次に、会社は団体戦なので全体のやり方。最後は実際の作業を遂行することです。
この当りの確認を行うことにしました。
もうひとつ加えて、今回は28項目のチェックを行い、社長の実力ランク付けとその対策について話したいと考えています。
3月7日桑名市中央公民館18:30受付。
詳しくは、中小企業家同友会事務局
テーマ『儲かる』会社はここが違う!ココが経営者のわかれ道!
(電話059・351・3310)までお願い致します。
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